小さな筋肉と大きな筋肉の繋がり

query_builder 2026/09/14
子ども つぶやき 日頃のレッスン

リトミックとピアノの上達は、やっぱりつながっている!


リトミックのレッスンでは、リズムステップを踏んだり、音楽に合わせてクラップをしたり、全身を使ってリズムを感じる活動をします。


そんな子どもたちの様子を見ていると、いつも感じることがあります。

リズムステップやクラップがスムーズで上手な子は、ピアノの上達も早い。


もちろん、リトミックの内容はクラスや人数によっても変わります。


けれど、全身を使ってリズムを表現することが上手なクラスの子どもたちは、ピアノの上達も早いのです。


これは、きっと何かがリンクしているのだろうな、と以前から感じていました。


「大きな筋肉」と「小さな筋肉」

全身でリズムをステップする時には、足や体幹など、大きな筋肉を使います。


一方、ピアノを弾く時には、指先を細かくコントロールする必要があります。


一見すると、まったく別の動きのように思いますが、 子どもたちを指導する中で「大きな筋肉をバランスよく使い、コントロールできること」と「指先の小さな筋肉を上手に使えること」は、深くつながっているのではないか と感じるようになりました。


そして、今年、そのことを改めて実感する出来事がありました。


コンクール練習で起きた、Sちゃんの変化です。

今年、初めてコンクールに挑戦するSちゃんは、リトミックでリズムステップをすると、以前は少しドタバタとした感じで、音楽に合わせて軽やかに動くことが難しい様子でした。


ところが、ここ数週間。 コンクールに向けて、細かい部分まで意識しながらピアノの練習を重ねると 指先の動きが少しずつコントロールできるようになり


更に……あら、不思議!


リズムステップまで、正確に、そして軽やかにできるようになっていたのです。


その姿を見て

「んー、やっぱり、つながっているな!」 と、改めて実感しました。


これまでは、大きな筋肉を鍛え、自分のカラダを思うようにコントロールできるようになることで、指先などの小さな筋肉にも良い影響があるのだろうと考えていましたが、今回のSちゃんの変化を見て、 小さな筋肉を鍛え、指先を細かくコントロールすることも、全身の動きに影響を与えるのだ ということを、新たに発見しました。


 音楽に合わせて歩く、走る、止まる。

リズムに合わせてステップする。

クラップする。

身体を大きく動かして、音楽を感じる。


一つひとつはシンプルな活動に見えるかもしれません。 でも、その中には、リズム感だけではなく、身体の使い方、バランス、協調性、集中力、そして「自分の身体を自分でコントロールする力」がたくさん詰まっています。


それらはきっと、ピアノを弾くための力にもつながっているのだと思います。


子どもたちの成長を日々見ていると、

「音楽を身体で感じること」と「楽器を演奏すること」は、別々のものではない と感じます。


リトミックの効果は、本当に無限です。

これからも子どもたちの小さな変化を見逃さず、一緒に楽しんでいきたいと思います。

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