ピアノに限らず、楽器を鳴らすとき、
「どんな音がほしいのか」
「どんな音で弾きたいのか」
まずは、自分の心の中で鳴らしてみます。
自分の中で、音をイメージし、
こんな音でこんな風に弾きたい。
と内的聴覚で感じることがとても大切です。
ピアノは、鍵盤を叩けば音が出てしまうので、自分が出している音を聴かないで弾くと、とんでもない演奏になってしまうので注意が必要です。
ピアノを弾き初めの頃から、
自分の出している音に注意を払い弾くことは、かなり高度な業ですが、
楽譜を見て、さっと指に落とせるようになると、頭に少し余裕ができるので、
自分の音をよーく聴きながら、指をコントロールすることが出来るようになります。
しかし
どんな音を出しているのか、を聞き分ける耳も必要です。
また、例えば
ピアニッシモ(小さな音)と言っても、さまざまな種類のピアニッシモがあります。
音のボキャブラリーを身体の中に沢山蓄えることで、
いざ音を出す時に身体(指)をコントロールして、自分の中で鳴っている音に近づけます。
スタジオでは、
リトミック学習の中で、内的聴覚を鍛え、楽器を演奏する為に必要な身体作りをしています。
幸せな時間
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2025/01/14